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  育成強化史第二章 第一弾

2010年4月8日

育成強化日史第二章

育成強化史第一章(1弾~6弾)を書き残してから3年が経ちます。育成強化にまつわる奥深さをしみじみと体感させられる3年間でした。ここ2年の間は、テニスを通じての人間の精神発達史にも強い興味をおぼえるようになり、そしてコンピュータによるテニスゲーム解析ソフトや科学的なゲーム理論を基に数々の育てた大阪テニスアカデミーの代表と今後の日本選手の指導などについて真剣な議論を交わし、融和による進化された独自の指導ソフトを新たに創りあげていました。また、育成強化の日々に没頭する中で精神発達がいかに大切であるかを感じたと同時に人材育成にも精通すると確信することや、会社設立、育成強化ソフト開発、人材育成手段などに興味を持ち、教育機関においてもアドバイザーとして活動しました。また企業アドバイザー講師になるなど、ビジネス分野にも活動を拡めることが出来ました。

良いことも悪いことも全てがノウハウとして培われています。これまで私は、自分自身で育てた選手をマネージメントするという夢に向かって活動もしてきました。もちろん今でもその気持ちは変わりません。ただ、今のテニス界を劇的に変えない限り、私の想いも実現不可能であるということは否めません。育成強化史第二章では、これまでの育成強化活動とその活動の奥深さ、そして何をすることがベストなのか?培われたノウハウが今後どのように発展可能なのかについて書き残していきます。


まずこれまでの活動を少し振り返りたいと思います。

【これまでの活動】

平成16年度

・6人の精鋭により部活動開始

・長尾谷高等学校監督就任後、全国大会への勧誘。

・全国インターハイ団体ベスト8、個人単ベスト8、


平成17年度

・部員11人による活動開始

・全国インターハイ団体準優勝、シングルスベスト8

・第28回全国選抜高校テニス大会団体優勝・個人単優勝

・全日本ジュニア18歳以下 単準優勝、複優勝


平成18年度

・部員16人による活動

・全国インターハイ団体準優勝、個人単準優勝、個人複優勝

・第29回全国選抜高校テニス大会団体ベスト4・個人単ベスト4

・全日本ジュニア18歳以下 単準優勝、

・国民体育大会少年の部 準優勝


平成19年

・部員25人による活動開始

・全国インターハイ団体ベスト4

・第30回全国選抜高校テニス大会団体ベスト8

・全日本ジュニア 単複優勝

・国民体育大会少年の部 準優勝


平成20年

・部員28人による活動開始

・全国インターハイ団体ベスト8、個人複ベスト4

・全日本ジュニア 単ベスト16、複ベスト4


平成21年

・部員23人による活動開始

・インターハイ大阪予選敗退

・選抜大阪予選敗退

・全日本ジュニア 複出場

・インターハイ 複出場

その他の主な活動実績

・05、06、08年USオープン選手同行(アメリカ:10日間)

・07年 アジア選手権同行(カザフスタン:1週間)

・07年 バンコクATPツアー同行(タイ:5日間)

本当に良い経験をしていると感動しています。

平成20年にはこれまでの育成強化ノウハウを活かし『内から選手を育てる』ことに挑戦することになりました。私の役割は高校3年の最後の年にジュニア生活をやりきった伊藤プロ、男子の高校生、女子の前川プロ、女子大学生、そしてクラブオーナーから強化依頼のある女子高校生を育成強化することになっていました。得に気をつけなければならないのは伊藤プロの強化でした。そしてクラブ内でも犬猿の仲と言われていた女子の前川プロ。このプロ二名に関してはより具体的な強化内容を本人に提示して今後の予定も明確にさせ今後の計画を立てました。また自己管理を自分自身で徹底させることを提案しました。得に時間の管理については厳しく指摘しました。一日24時間プロとして何をするのかということ。そして計画に対する結果のギャップについて議論することが妥当だと判断していました。焦点は25歳~30歳における開花を目指す活動です。開花の対象は世界ランキング100位以内。グランドスラム大会本戦連続出場です。それまでは前年度今年度をしっかり比較しながら戦略的にランキングを上げる。これが我々の計画でした。そして出来る限り今のプロの反対の道を歩むことをキーワードにしました。技術がありながら100位に入れない日本人の悪い情況を打破するために!

二名のプロにとって好都合なことは、高校生選手達が本当に純粋にテニスに打ち込んでいたことです。取り組めば取り組むほどによい結果に結び付きました。その環境はプロにとって初心を忘れず自分を追い込める環境であったことは間違いありません。今のテニス環境では高校生が一番追い込める時期や環境ではないかと思います。それを裏付けるエピソードがあります。伊藤が遠征や所属クラブの練習で二ヶ月程留守にして何日かぶりに練習に参加した時のことです。500メートル×5本や5キロランニングを実施しました。結果は府県大会予選者の数名にも劣るようになっていたのです。普段はトレーニングなど追い込んでいるという報告を受けていたので安心していましたが、この結果を見て愕然としました。そして思いました。今のテニスプロの追い込んだというのは自己満足であり程よく疲れることだということ。そうやってプロ達が世界で戦えない体になってしまうのだと。当然、体を鍛えることは心を鍛えることになるので世界で戦える心の強化までもがおろそかになっていると感じました。特別にメンタルトレーニングを受けなくても自分に厳しく生活することで精神は強くなるのです。まずはそこからだと思いました。また常に無理の連続を提案出来る厳しい指導者がいないことが今のプロを堕落させてしまうということも感じました。今のプロの練習状態は、維持練習もしくは調整練習に近いものになっているのではないか?練習内容は、ストローク、ボレー、スマッシュ、サーブを一通り行い、後はポイント。そして気になる所を少々やって2時間の練習になっていないか?強化練習とは出来ないことを出来るようになるような練習や最悪の環境をも想定し、困難な相手に勝つための取り組みでなければならない。普通の練習では普通の結果や普通の相手にしか勝てない。目指す姿に似合った取り組みを行わなければなりません。そう考えると維持もしくは調整練習では到底目標や目指す姿にはなれないということは言うまでもないでしょう。そういう観点から言うと心・技・体ともにまたまだ未熟で強化期間ともいえる高校生達との合同練習は新鮮かつ自分自身を鍛える場に適していると思いました。得に通信制である長尾谷はプロが活動する同じ時間帯に練習が可能でしたので同じスケジュールで取り組むことが出来ました。そして通信制という好条件の中、高校生達にとっては勝って当たり前の環境が多少プレッシャーになっていたことは、プロと同じくらいの勝つことへの執念を感じることも出来たでしょう。

私の課題はプロを含めた約20名の選手を2面のコートで育成強化しなければならないことでした。挑戦でもあり至難の技であることは現場実践主義な指導者であればわかると思います。プロの中にはやはりプライベート(少人数制)で、練習も強い相手でなければならないなどの声もあります。たしかにそういったことも少しはあると思いますが、私が思うことは本当の強さがあればどんな環境でも自己成長は可能です。本当の強さとはどんな相手でも自分次第であり、言い訳のない気持ちや情況に応じて目的や目標を持ちひたむきに取り組めることです。日替わり定食のようにその日によって違う、気分で取り組んでしまうような精神を鍛え直すことが先決です。気分ではなく気持ちでテニスに取り組めば人数や相手は関係なくなるはずなのです。同じ目標目的を持つ人の集まりの中で競争原理によって個の秀でた力を発揮させることが日本人には合うのです。こんな環境をホームグラウンドにしてプロはトーナメントをまわることを強く提案していました。

練習は各チームごとにローテーションを組んで運営していました。練習メニューもある程度コード化し一日15~20メニュー。基本・応用・実戦(それぞれの課題)のようにシステマティックになっていました。それぞれの課題は試合のチェックシートにより判断します。数字で課題が明確になりますのでお互い納得してメニューに打ち込めました。

また心の強化をするために毎日私の3分間スピーチを実施しました。世の中にあるいろんな出来事から彼等にとって必要な考え方を話しました。新聞やトップアスリートの著書など。読書する時間を増やし練習に前に私が得た情報や想いを共有させモチベーションを上げ練習に取り組むことを続けました。本当に活気のある凄まじい毎日を過ごしました。昼は食後ということやチーム力をあげるためにサッカーや日曜の練習終わりにはドロケイなども真剣に取り組みました。私も一緒に参加し真剣にむきになって取り組みました。サッカーでは何度か真剣に指導することもありました。

この頃は楽しい半面、その代償はありました。ストレスで血尿が出ていたことです。常に結果を求められ追われる立場となり、ましてや思春期の時期なうえテニス界の曖昧な情報を根拠に抵抗する選手やバーンアウトになりそうな選手もあり激動な日々を過ごしていました。

その様子を見て、クラブへの入会希望者は増えクラブ内に在籍している小学生や中学生は今後の目標や希望を持ちさらに励むという相乗効果によるサイクルが生み出され、クラブのジュニア在籍人数も一気に膨れ上がりました。およそではありますが150名のジュニアが在籍していたと思います。私がこのクラブに来た当初の20人くらいの在籍ジュニアを考えれば日本一のジュニアクラブになったのではと思う程でした。そうなると健闘を讃えられる反面ねたみやっかみなど誹謗中傷も多々ありました。この時くらいに、「頑張っているだけなのに、どうせ何かを言われるなら我慢せずに戦おう」私は思うようになりました。一人では何も出来ない、周りとの関係を保ちながらと謙虚に考えることもありました。戦うと言っても自分の考えを話すだけですが、それぞれの組織役員の方々には目の上のタンコブや出る杭は叩く思いだったのではないかと思っています。ただ、あまりにも自分ありきなジュニア選手への対応は現場コーチとの溝となり最初はいいがやがて疎遠となり愛想をつかされてもしょうがないような行動や発言があったことも事実です。組織役員だけではありません。他クラブのコーチや保護者とも討論することもありました。少し愚痴のようになりましたが、事実はいったい何かについて議論することがほとんど出来ず、どうでもいいようなことや流行りに流されるようなことが多く、議論することが無駄に感じることがありました。


現状はテニス組織が増え、役割を無視して自分都合に組織を私物化してしまうこともあるのではないかと思う日も多くありました。組織の充実?テニス界の活性化?育成強化がしたい?テニス界にも天下りのような序列があるのかと疑問に感じたこともあります。少なくとも現場のコーチ達と今後のテニス界について話しましたが、テニス組織関係者と今後のことについて話したことはありませんし現場を見学に来ることもありません。ひどいのは、コーチを飛び越え直接選手へ指導するなど役割や順序、手順を踏まないことにも疑問に思うこともありました。遠征についてももっとやり方があるのではないか?海外遠征は現場コーチが行くことがベストではないか?ピックアップでその場限りのコーチングでは戦績や選手への責任が持てませんし、このことが言い訳をつくってしまい責任逃れとなる原因になるのでは?そして遠征期間における現場コーチの穴をテニス組織関係者が埋める。そうすればお互い勉強になるのでは?お互いの現場を知ることはテニス界にとって重要です。ごく一部の人間関係でテニスを見たり考えたりすることが海外かぶれの育成強化につながり独自のノウハウがいつまでも構築出来ないと思います。現場にはたくさんの課題や問題があります。これら全てを考えて育成強化された現場こそがノウハウになるのです。

問題といえばこんなこともありました。平成16年の大阪の選抜予選代表者会議にて、長尾谷高等学校いわゆる通信制の学校は選抜大会に出場する資格がないという発表が公の場で公表されたのです。この内容は全国高等学校体育連盟テニス部からの電話による正式通達だったのです。財団法人である組織が、さらには未成年を預かる組織が、子供の権利を剥奪する権限はありえないということ、そして高等学校、高等学校体育連盟登録高校であれば参加資格はあるというルールを無視していること。学校教育法にも高等学校とは、全日制・定時制・通信制は高等学校として認可されているのにもかかわらず、そのことさえも忘れて都合の良い権限を行使したのです。これには驚きました。当時の長尾谷の監督として、弁護士を立てて公開質問状を叩きつけたのです。幾度となく質問状を出しましたが返答されることはなく、そんなことは公表していないの一点張りでした。役員全てが責任をなすりつけあう始末となりました。結局、試合には出場できるようになり見事優勝となったのです。あのまま泣き寝入りをして指をくわえて言われるがままであればこの結果はありえませんでした。これは一つの事例ですが、これだけのことをしないと選手たちの権利は守れないような問題がたくさんあるのです。

少し違いますが、錦織選手の成功の裏にも大きすぎる代償があることも現場の課題です。錦織選手の成功は日本のテニス界にとって貴重な出来事です。しかしながら錦織選手はニックボロテリーのIMGの選手になってしまっているのです。自由に錦織選手を動かせないのです。彼は素晴らしいチームをつくり素晴らしい取り組みをしています。ただとてつもない投資が必要です。いくらかかるのか?お金がないと選手の育成強化は出来ないのか?また、そこで育った選手が日本テニス界にとってプラスになっているのか?費用対効果を考えても、どちらかと言うとマイナスになっているのではないか?日本人が投資した分の見返りはあるのか?今は感じることは出来ません。よってたかって関係者だけが取り合いをしているだけなのです。

さらに錦織選手は他にも二名の選手が同行していたはず。錦織選手一人は成功と言えるかもしれませんが、他の選手に対する責任はどうなるのか?三分の一は成功?三分の二の選手はどうなのか?戦績は?テニスはしているのか?もう少し慎重な対応が必要ではないか?三分の一を成功と言えるのか?触れたくない部分にも勇気を出して触れていかなければまた同じようなことの繰り返しとなります。その繰り返しは過去現在進行形です。今後の取り組みがいかに大事であるかは誰もが感じているはずです。日本の資源は人。資源を活かす方法が必要。今の日本テニス界には、特定出来る方法論がありません。まずは現状の把握(出来ていることと出来ていないこと)と双方向の情報交換、頂点層と底辺層の連携などが必須ではないか?裏協会のような組織が必要なのかもしれません。毎日の活動からこんなことを思うようになりました。思った以上行動に移さなければならないというのが私の性分。これからが大変です。次の育成強化史第二章二弾では、これまでの経験から今後の取り組みについて何をすればよいのかについて提案を書き下ろしたいと思います。その前にちょっとした経験を次に書きたいと思います。


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