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  NPO法人JapaneseWay

NPO法人JapaneseWay

  2014年USオープン錦織選手快挙記念勝手に育成プロジェクト

2014年USオープン決勝戦を観て

  第2回ジュニア育成プロジェクト

第二回   ~日本国内における育成・強化~

について掲載したいと思います。

 第一回は、指導者の資質についてお話ししました。それを含めてjapanesewayが求める指導者には、

・         喫煙をしない

・         時間は守る

・         声が大きい

・         働く意欲がある

・         企業就職経験がある

などを最初に確認します。

やはり指導者たるもの威張り散らすだけではなく、見本や手本となる言動が必要です。

指導や指示をするにあたり全てに説得力を持たさなければなりません。

そんな日頃の言動により子供や保護者からの信頼をつかみ育成・強化に努めます。

 全て同じではありませんが、日本国内には上記のようにこだわりを持って取り組む指導者がたくさん存在することを知ってほしいのです。何かあればすぐに海外ではなく、日本国内にもっと目を向けて育成・強化環境を選択することをご提案します。

また、費用対効果を考えても日本国内において育成・強化に取り組む方が効率的ですし、今の日本人選手の活躍を観れば一目瞭然です。

ジュニアやその保護者には日本国内で必要性にあったテニスクラブやコ指導者選びをすることをお勧めします。

今や情報検索手段はたくさんありますので環境選びは育成・強化にとって必須となっています。

努力して頑張ることが出来る環境をしっかり選んで指導者とともに自分の目標を達成して下さい。

私はこれまでたくさんの現場指導者と接して来ましたが、参考になるコーチは山ほどいます。

日本の指導者には技術的にもこだわりを持った方がたくさんいますので、たまに来る練習生の課題には気づきますが、それはホームコーチがしっかり計画を立て取り組んでいることだと思います。

そんな中で私に出来ることはテニスに対する考え方や取り組みについての確認がほとんどです。

技術的には世界レベルになる日本人選手も考え方や取組についてはまだまだ都道府県レベルなのかもしれません。

 これは真剣にテニスをすることの意味がよく理解できていないことにあるのではないでしょうか。

胸を張ってテニスに懸けていると言うに値しない活動が多いということです。

そんな時私は、テニスに命を懸けているのか?という表現を使います。

・テニスのために時間を使う

・テニスのためにお金を使う

・テニスのために体を使う

この三つについて問いただします。

特に時間については厳しく精査します。

誰にも平等な1日24時間を1時間ごとに表を作成し記入させ、日・月・年のスケジュール表を作成します。

そうするとテニスへの活動が浮き彫りになり反省させることになります。

寝る間を惜しんでテニスに取り組んでいるか?人の2倍3倍テニスに取り組んでいるか?について指導します。

また、お金の使い方についても提案します。

遠征やトーナメントに出るお金はないと言っているが毎日飲むジュースのお金はしっかり持っている。節約すれば遠征にも行ける、トーナメントにも出られるのではないか?まずはこんなことから提案します。

 また、何かにつけて練習を休もうとする場合もよくみられます。気になるのはただの休憩として休む場合です。上記にあるようにもしテニスに懸けているなら休みは必要ないことに気付かなければなりません。万が一、怪我によって休まなければならないことがあっても練習にはしっかり参加して、その時出来ることを考え取り組むことを指導することが大切ですし、テニスに限らず同じことが言えるのだと思います。

 このように、ジュニア期間に大切なことは、技術的なことよりもテニスに対する考え方や取り組み方について育成・強化することです。

 日本国内において、心・技・体をしっかり構築してストイックな選手を育成・強化してから海外を経験しても遅くはありませんし、海外に行かなくてもうまくつよくなり世界で活躍する選手は育成・強化出来ます。あの伊藤竜馬のように・・・

全ては考え方や取り組みで決まるのではないでしょうか?

 第3回では、日本国内における育成・強化の最適な環境について掲載したいと思います。

  第1回ジュニア育成プロジェクト

第1回ジュニア育成プロジェクト

このプロジェクトでは、こだわりについて繊細な感覚でひたむきに取り組み、人の集まりの中でもまれながら成長するという日本人の資質を活かした育成を実現します。また、日本独自の育成ノウハウを創るために全国各地の指導者とも連携を取り、育成の手段や方法を集結し、世界で活躍できる日本国産のプロテニスプレーヤーを輩出します。

全国各地に存在する素晴らしい現場の指導者達と連携することができれば世界で活躍する日本国産のテニスプレーヤーを育成するための日本独自のノウハウが生まれます。テニス分野における育成についても『脱!海外』を目指し、『MADE IN JAPAN』を世界に発信しましょう。これがjapaneseway育成プロジェクトです。

第一回   ~コーチ次第でジュニアは変わる~

について掲載したいと思います。

まずジュニア育成に携わるテニスコーチは、テニスを通じて子供が持つだろう可能性を最大限に引き出すための言動を継続的に行わなければなりません。

よくある質問にこの子には可能性はあるか?

それに対して可能性の有無を無責任に発言するコーチになっては駄目です。これだけはやってみないとわからないからです。

これまでにも身体能力もあり技術もある素晴らしい成績を残していたジュニアはたくさんいましたが、そのほとんどが18歳のジュニア期間を終えるといつのまにか過去の栄光となりテニスをしているかすらわからない状態になることも少なくありません。また、その反対に小中時期はほとんど無名だった選手が高校時期に大活躍するジュニアもいました。ですから安易に将来を決めつけてしまうのはもったいないのです。その時に能力があるかないかではなく、その時にやる気があるかないかによって判断することの方を優先するべきではないでしょうか。さらには、やる気にさせることもコーチの役割です。

育成対象となるジュニアや保護者とは5W1Hについて話さなければなりません。そしてコーチはPDCAについてしっかり提案することが大切です。

私はよく、ある方の言葉を引用してジュニアや保護者に伝えます。

「努力したからと言って必ず成功するものではないけども、成功する人は必ず努力している。だから自分次第だ」そして一緒になって努力することを約束し、可能性を引き出すための活動を計画して取り組みを始めます。

そしてその取り組みは、子供たちが必死になり燃え頑張り、泣き笑いがむしゃらに取り組める環境で行われます。いずれ子供は大人になり一人の社会人として、必死に燃え頑張り泣き笑いがむしゃらに生きなければならない時が来ます。今後子供達が世の中に出て即戦力として活動するための今を供に過ごします。今、必死に燃え頑張ることが出来れば、きっとこれからも必死に燃え頑張ることが出来るでしょう。

これまでにたくさんのジュニア育成に携わり感じたことは・・・

子供には個人差があるということ。

返事はいいが聞いていないことが多い。

頭では分かっていても出来ていない。

すぐに忘れることが多い。

想いと行動が伴っていないことが多い。

自分のいいように言動してしまうことが多い。

すぐにさぼってしまうことが多い。

コーチと友達感覚でいることが多い。

など当たり前かもしれませんが子供は未成熟だらけなのです。教えたからすぐに出来るというものではありません。

私には成長時期に厳しく指導してくれた恩師がたくさんいました。現代のジュニア育成にはその時の優しいお兄さん的立場より、威厳ある師匠のような存在が必要です。ただ、今のテニス事情では厳しくすれば辞めてしまうという恐れやテニスクラブの掛け持ちやそのテニスクラブの方針、保護者によるコーチングなどの課題もありますが、それも全てコーチの前後にある言動によって打破されるのです。古き良き時代の行いと現代に担った言動を区別しながら取り組むことで厳しい環境設定は可能なのです。

また、何が本当であるのかということにも慎重に受け止めなければなりません。曖昧な情報ではなく事実に基づいた情報を提供することも大切でしょう。

これらを考えるとコーチという職業は、

①     PDCAについて提案しなければならない。

②     立場や役割を明確にしなければならない。

③     情報精査や状況判断について目利きとならなければならない。

④     テニス分野に限らず自己啓発を怠ってはならない。

⑤     あくまでもテニスは手段であることを理解しなければならない。

⑥     たかがテニスされどテニスという冷静かつ情熱のある考え方について提案しなければならない。

⑦     その時の結果にうぬぼれず、またあきらめず、因果関係を追究しなければならない。

⑧     根気よく時間をかけて反復的に言動しなければならない。

⑨     何事も先頭に立ち前向きな姿勢で活動しなければならない。

⑩     スポーツ本来の在り方を理解して、スポーツを通じて人間育成を行わなければならない。

⑪     指導者として手本や見本になる仁財でなければならない。

など、責任ある職種であることを自覚しなければなりません。

このように、japanesewayにおけるジュニア育成は、環境整備(人・物・金・情報)が非常に大切だと考ええています。

第1回は、環境でも重要な人、いわゆる指導者についてについて掲載致しました。

現状もjapanesewayの取り組みに興味を持ち、現場練習の見学も多数あります。

ジュニア育成について真剣に考える若いコーチも増えてきました。

japanesewayのノウハウが若いコーチ達の見本になり、積極的に世界を謳いさらに深堀して取り組みたいと思います。

第2回は1月の掲載となります。ご期待下さい。

  育成強化史第二章 第二弾

指導暦がないという生みの苦しみはあったものの命をかけた分、ご褒美のような結果も出ました。その中でもUSオープンの引率には本当に感激しました。なんと3度も選手コーチとしてUSオープンに同行出来たことです。その中でも一番の経験は、伊藤竜馬のUSオープンジュニアの同行です。それまで伊藤は、日本独自の考え方や取り組みによって育て上げられ、USオープン予選3回を勝ち抜き本戦に上がり一回戦を突破し、ベスト32という素晴らしい結果を出すことが出来ました。この結果に至るまでには勝つための試行錯誤がありました。

05年度に始めてUSオープンに引率することになった時のことです。初めての時はとにかく道に迷いました。なんせ単独行動でしたから。今ではニューヨークも庭みたいなものですが・・・!

その時の日程は、日本国内(東京)における合宿があり、ニューヨークにて3日間程練習して大会に出場するということでした。その時の国内合宿コーチがスペイン人で、私も体験したことのあるスパニッシュドリルでした。私は現役時代に経験したこともあるのでその合宿には疑問がありました。日本人にとってスパニッシュドリルは基本を学ぶためには素晴らしいドリルですが、USオープン前の練習ドリルとしては適さないということを実感していましたし、USオープンという試合環境を考えれば一目瞭然。サーフェスや試合の展開を考えるとスピードのある速い展開から隙をみて攻める戦略を必要とされることを予想していたからです。どちらかというとスパニッシュドリルは体重を後ろに乗せて下がって打つことが基本ですのでどうしても守りからの展開となるのです。今回のUSオープンでは守っていてはあっという間に終わってしまいますし、私が引率する選手はこれまでライジングによる早い展開を練習してきたので、スパニッシュドリルにはかなりの戸惑いを感じていました。また、ニューヨークについてからも練習はただ時差を解消するだけの練習ということもあり、世界のジュニアを相手にするには程遠い事前準備となっていました。初めての引率の結果はもちろん予選一回戦敗退です。試合が終わると練習相手や練習時間もなく遠征期間のほとんどが観光やUSオープン観戦となりました。なんのための遠征なのか?私は単独にて引率していましたが、初めての遠征は全て公益法人主催の遠征ということで全てを任せることが前提の引率となっており歯がゆい思いと多々疑問が残りました。

そして同じ境遇で伊藤のUSオープン出場が決定した時に、USオープン出場に関係してスポーツメーカーに05年度のUSオープン報告書を提出し、06年度のUSオープン遠征は実のあるものにしたいという想いを綴りました。その結果、異例の現地コーチングの許可が下りたのです。これは、今までもUSオープンのワイルドカードをスポーツメーカーが獲得しているが、本戦への出場がなく実績がなくなればスポーツメーカーの立場もありワイルドカード獲得困難になる可能性があるということや伊藤への期待があったからだと思います。そして、伊藤のUSオープン本戦出場をかけた取り組みが始まりました。もちろんこれまでの考え方をベースに戦略を考えました。練習内容は『アリドリル』です。これは、伊藤が得意とする低いラリーからの展開を相手に押し付けることです。当時の外国テニスはスピンというかヘビースピンのように打ち合いは出来ていましたが、こすり上げてコートに入れてくるというイメージが強く、よりネットに近い低いラリーで応戦し、我慢しきれなくなった外国人が持ち上げてきた瞬間にコートの中に入り高い打点で打ち込んでいくという戦略です。また、その打ち込みをストーレートにランニングショットでアプローチすることです。このテニスを実現するために『アリドリル』を継続的に実行しました。そしてその結果が予選3回勝ち抜き本戦に上がりベスト32となったのです。私は思いました。これから彼が出す実績は、日本テニス界にとって貴重なノウハウに変貌することは間違いないと。これまで、海外に行かなければ世界では通用しないや外国人コーチでないといけない、プライベートレッスンでないといけないなどの第一弾であげた海外への他力的発想を見事打ち破る結果になると!

その後も積極的に国内国際大会や海外遠征を重ねました。私は伊藤が卒業した後一年間コーチとして伊藤を指導させてもらいました。たとえば・・・アジア選手権なんかにも同行しました。当時、アジア選手権に選抜頂いた時の協会への報告書です。

アジア選手権を終えて!

8月20日の申込みに間合い(日本テニス協会推選)、アジア選手権に出場する事になりました。まず男子が出場する場合に確認しなければならない点は、大阪フューチャーズが重なる時期であるということです。帰国時の航空チケットが非常に確保しにくいので、アジア選手権と大阪フューチャーズの大会期間をしっかり確認し、重なる場合は大阪フューチャーズ側にリクエストを提出・確認・承諾を頂いた上で(一回戦を後半に設定する)、アジア選手権に出場決定されることをお勧めします。

大会期間は予選が9月1日~、本戦が9月3日~8日まで。

《今回の場合》

・8月31日出発 ⇒ 9月11日帰国 ⇒ 9月12日大阪フューチャーズ出場。

ウズベキスタンと聞くと危ないと思われがちですが、大会が行われるタシケントは非常に治安もよく、大会におけるホスピタリティーは非常に良いと感じました。協会推選選手は4名なので本戦からの出場となり、以下の十分なホスピタリティーが受けられます。本戦選手には、宿泊(朝食あり、予選期間含む)・昼食(試合会場;12時~15時)・夕食(試合会場;17時~19時)と韓国料理バイキングが用意されていました。食あたりに関しても全然問題ありませんでした。移動はホテルから会場、会場からホテルと30分毎にバスが出ています(片道15分くらい)。バスの移動も警備つきになっていて渋滞に巻き込まれることは一切ありませんでした。練習コートは、大会2日目まで争奪戦となりました。ただ午前の30分は確実に確保出来るということと、空いているコートが結構ありますのでなんとか1時間半はコートを移動しながら練習する事が出来ました。大会期間中は一回戦敗退でも最終日まで上記のホスピタリティーが受けられます。ATP・WTAポイントはついていませんがしっかりとした賞金があります。一回戦敗退でも約5万円になりますので航空チケット代・現地生活費・お土産にも役立ちます。特に女子に関しては、それほどレベルも高くなく出場すればオーストラリアオープン本戦ワイルドカードのチャンスもあると思います。

このような大会ですので来年度は日本からも4名出場し、シングルはオーストラリアオープンワイルドカード獲得のために、ダブルスは名誉のために大会出場することを強くお勧めします。

気を付けなければならない点は、ビザを取得しなければならない(一週間前)。ただし、インビテーションレターによりタシケント空港でも取得出来ますので(1時間かかります)、遠征先からの入国も可能です。入国前の所持金の申告については十分な配慮が必要です。入国前の所持金が、出国時に増えていると徴収や没収の可能性があります。現地の大会関係者に確認しましたが方法は2つあります。

1・大体の金額を申告しておいて出国時は・・・

2・賞金金額を踏まえて申告しておく。

これらのことに気をつければ非常に過ごしやすい大会です。タシケント大使館の方とも接点を持ちましたので連絡さえしておけば、ウズベキスタンに行った時にいろいろと相談にのってもらえます。是非来年は、アジア選手権に出場し素晴らしい遠征を体験して下さい。

このような報告書を提出しました。

寂しいことに不況のせいかアジア選手権はなくなってしまいました 。

他にはこんなことも・・・

それは、伊藤への遠隔コーチングです。

現在のテニスプロの課題にもなっていますが、とにかくトーナメントコーチがいないということです。そこで私はこれまで伊藤への指導実績(伊藤とは中学3年生の9月に出会いました。当時は非常に幼く2人の姉に可愛がられ末子独特の甘えん坊が表情ににじみでた選手でした。1ヶ月間の強化を終え、初めてのトーナメントコーチングとなる中牟田杯で見事優勝。それ以来、強化場所を長尾谷高等学校に移し今に至ります。伊藤の試合は数多く見ていますので、今では試合を見なくてもスコアを見れば戦い方や試合の流れやその時の心理状態までわかるようになりました。) を活かし、遠隔にて指導が出来るのかについて試みました。もちろん、現地にて試合を見る誰かがいなければ本人の言っていることと結果(スコア)の矛盾が分析できないこともあるので、協会のナショナルコーチ加藤さんの協力を頂きました。

下記にはメールを使ったコーチング事例をまとめました。是非、参考にしてみて下さい。

【柏フューチャーズ1回戦】

竜馬 ;10時から試合入ります!

今井 ;怖いものは何もない。しっかり自分のテニスを相手に押し付けろ!試合のはじめをしっかり!強気合いだ~!頑張れ。

竜馬 ;はい!分かりました!

竜馬 ;267562で勝ちました!フォアの切り返しが大分良かったです!バックが切り返しの時にフットワークが良ければ入ってて安定さしていきたいです!

※試合後の電話にて具体的なゲームの展開や原因について話します。また、声や話し方などを確認して心理状態を探り次のコーチングに活用します。他には、次の対戦相手の情報を確認し戦略を提案します。

【柏フューチャーズ2回戦】

今井 ;おはよう!今日は近藤君でしたね。昨日と似たようなスタイルで攻めてくるのかな?とにかく、今自分が出来ることをしっかりやることとサービスキープ率(ゆったりで肘から上で打ち、コースを隠す)をいかにあげていくかなど、今後の強化部分(細かいショットを確実に!切り返しの切り返し、ワイドからの展開など)を試合でトライすること。それには強気合いだ。前半に2ゲーム差をつける!

竜馬 ;おはようございます!多分石井さんと似てると思います!はい!分かりました!

試合は5736で負けました!全体的に我慢したのですが全然ダメでした!もう何で勝てないんかわからないです。

今井 ;甘えるな。前回はどうして勝てたんだ。なんで負けたか原因は必ずあるはず。それがわからない間は勝てるはずがない。負ける相手は、松井や近藤など前に来たりするうまさを持つ相手。相手につられているのでは?我慢ではなくガンガン攻撃することや攻めきっているかやより3本以内にこだわり持って試合をしているか?今のタツマには我慢テニスは難しい。なぜなら球質の使い分けを普段から意識していないから。足元に落とす練習をしてもそれをトライしない。なぜ打ちまくりで試合をしようとしない。だから負けた時に女の腐ったみたいなふてくされ的な発言や行動をとることになる。よく考えろ。

竜馬 ;内容は相手のバックのスライスと自分のバックでのラリーで球が浮いていました!パッシングは前よりも良くなってました!フォアーの決めの球の確率が悪かったのとアプローチからボレーでポイントが取れない!サービスゲームの時に3本目が甘くてラリー戦になってしまう!これらを入れば勝てます!

今井 ;次頑張れ。次のトーナメントに向けて練習あるのみ。まわりと同じように動かないように。

竜馬 ;はい!前回よりは内容は良かったので次は勝ちます!

【柏から有明に向けて!】

竜馬 ;こんばんわ!今日有明に移動して練習しました!明日も10時から練習します!後は試合でどう勝つかです!

※電話にて練習内容や考え方について提案する。

【有明フューチャーズ1回戦】

竜馬 ;こんにちは!明日杉田と試合対戦します!

今井 ;今は誰とあたろうが自分のテニスを貫くことだけ考えて試合をすることに集中して下さい。坂井によくなったと言わせた部分をガンガン押し付けろ。ただ冷静な気持ちを持たなければ、興奮して空回りになってしまいます。今のタツマならその辺のストローカーは問題ないでしょう。ウズベキスタンで改善したこと(試合のはじまりに集中)やバンコクで改善したこと(気を抜かない、すきを見せない)をうまく活かして戦って下さい。後は自信を持って頑張れ。スコアをばっちりそろえて下さい。強気合いだ。

竜馬 ;はい!分かりました!

竜馬 ;6263で勝ちました!

※試合後は必ず電話にて具体的なゲームの展開や原因について話します。

【有明フューチャーズ2回戦】

今井 ;自分のテニスをやり抜く強い気持ちと気を抜かないですきを見せなければ問題ないだろう。試合前の心の準備や体の準備、試合中にやらなければならないこと(ストレートへの展開・切り返しの切り返し・ワイドクロスから展開(サービスも)・押し込みストローク・つねにアプローチからボレー)をしっかり丁寧に実行して下さい。さらに一回戦より二回戦のレベルアップを考えるなら前回のメールも再確認して下さい。勝ちたいなら『何事にも囚われず、一瞬懸命に自分のテニスに励む!』を貫いて下さい。すべては自分との闘いです。自分に喝を入れながら1ポイント1ゲームを取ることに全てを集中させて下さい。強気合いだ!

竜馬 ;はい!分かりました!

竜馬 ;7561で勝ちました!次本村さんとです。

【有明フューチャーズ3回戦】

今井 ;明日の相手はランキングでいうとどれくらい?

竜馬 ;本村さんは350位くらいです!

今井 ;イストミンよりは弱いし、ラストギくらいかな!一回戦と二回戦で出来たこと(メールを再確認)をすれば問題ないよ。ただ油断は禁物。彼は闘志のかたまりだから、同じ土俵で出来るように強気合いで勝負して下さい!

竜馬 ;了解しました!気合いでいきます!

今井 ;気合いじゃなくて、強気合いだぞ!

竜馬 ;強気合いで頑張ります!

竜馬 ;7521で相手レットで勝ちました!

今井 ;よくやった!これでストローカーの日本最高峰を撃破で世代交代だな。しかし、二度勝ってこそ本物なので気を抜かないでしっかり丁寧に試合をやろう!

竜馬 ;はい!分かりました!

※試合後の電話によってゲーム展開や原因を探り強化するための課題を発見する。

【有明フューチャーズ4回戦前】

今井 ;おはよう!過去の情報と今の事実をしっかり区別して、四回戦(相手にとっても!)を気を抜かずすきを見せずに強気合いで自分のテニスを貫いて下さい。ライオンが狩りをする時にシマウマであれウサギであれ生きるために必死になります。サバンナの王者はライオン、ストローカーの王者は君になった今、有頂天にならずにそしてとらわれずに自分のテニスとさらなる強化に励んで下さい。とにかく真剣勝負で頑張れ!

竜馬 ;はい!分かりました!

竜馬 ;6261で勝ちました!

※試合後の電話によって、過去の対戦と今回の対戦の比較や課題見込みの確認をする。また、次の対戦相手の情報を共通認識し戦略を提案する。

【有明フューチャーズ決勝戦前】

竜馬 ;おはようございます!10時から試合入ります!いい天気で有明ですると思います!

今井 ;ぶっ込むしかないな!自分のテニスに集中しポイント・ゲームを取る!最後まで気を抜かず冷静にゲーム・ポイントを取る。今出来ることとやらなければならないことをコートで発揮する。強気合いだ!頑張れ

竜馬 ;はい!分かりました!

そして、試合後の12:06分に優勝報告を受けました。電話では健闘を讃えるとともに今後の考え方について『稔るほど頭を垂れる稲穂かな』を提案しました。

これらの活動は、あくまでも自己満足の部分もありますが全てが事実です。こうなるだろうという仮説がすべて自説に変わりました。こんなやり方もあるのではないかと考えています。この考え方は、ツアーコーチがいるから強化出来るのではなく、強化出来る指導者と練習環境があるから強化出来るのです。極端な話しではありますが、ツアーコーチがいなくても強化出来る方法はあります。同行者が必ずしもコーチでなくてもいいのです。ビデオ撮影が出来て連絡さえ取れれば強化は可能です。ただ計画をより早く進めることや現地での強化環境を整えるのであればマネージャーのような人材が必要になると思います。そして今の結果に振り回されずに目標やビジョンや今やらなければならないことを変えない強い意思と共通認識が出来る人材がいればいいのです。またそのように選手を育成強化すればよいのです。伊藤の場合は、すべては考え方であるという育成強化をしてきました。そしてご協力を頂いたナショナルコーチの加藤さんにも我々の目標や使命、ビジョンを理解して頂き我々の考え方に賛同して頂けるなら支援をお願いするということをはっきり述べました。失礼は承知していましたが最初が肝心ですし、協会関係者とは曖昧な関係ではなくはっきり現場コーチの考え方などを述べた上で行動しなければお互いの不利益にもなります。お互いの役割をしっかり把握し活動する事は成功の必須条件として考えられます。

次の第3弾では、今後の日本人プレーヤーの課題について思い当たる点を書き残したいと思います。

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