JapaneseWay~世界への導くために~ 【2008年回想録編③】
2022/06/07
皆さん、Waccです。
ご機嫌いかがでしょうか!Waccは毎日元気にゲストの皆様をお迎えしてテニスライフを楽しんで頂いています。
続き・・・
最後に彼が一流のプロフェッショナルに進化した場面に遭遇したことは今後の参考になるかどうかは別として、本当に素晴らしい体験が出来たと感謝しています。とにかく鳥肌の立つ凄い試合でした。というのが建前で、私の仕事はここからである。
まず、どのようにすれば錦織選手と同じ土俵で闘えるか?
まず錦織チームの真似をするのではなく、変えられる部分について改善するしかありません。我々が持つひたむきで繊細、あることへのこだわりに関する技術の高さをうまく改善強化に組み込み、外国頼りではなく日本独自のノウハウで日本籍の世界で通用するテニスプレイヤーを生み出し、まずはトップ300位をターゲットに動き出したい。わかりやすく説明するために〇心・〇技・〇体に分けて考えたい。
心:
ストイックになれるか?直訳は禁欲主義。全ての欲をテニス基準で考えることが出来るか?ちまたでは、『オンコートとオフコートのメリハリ必要!』と言われることがよくあるが、『1日24時間、常にテニスにとってそのことが必要であるか?』というテニスの電源は常にオンに出来なければならない。とにかく頭の中はテニスのみにする。気が狂うほどに!オンとオフのメリハリはトップ100位に入ればの話だ。外国人はどうだとか今の日本トッププロはこうしているし、こう言っているに耳を傾けない。申し訳ないが今までの選手はトップ300位という目標に対しては失敗事例だということを冷静に判断しなければならない。全てではないが、今のプロフェッショナルの逆を行けばよい。そこは臨機応変に対応するが考え方の基本は『逆へ行け!』になる。では何がストイックなのか?例えば、引退(体力の限界)かトップ100までは結婚してはいけない。休みの日をつくらない。のようなテニスをしている時が最高の幸せで、テニスをしている時こそがリラックスになる。という状態を創るということになる。いわゆる考え方だと思うことだと思います。どんな考え方をすればよいのか?それは日本人である我々がもう少し日本の文化について興味を持つことだと思います。小学生~高校生期間にある日本の教育文化やどういった日本情勢の中で子供達が育っているのか?そして家庭環境やマスメディアの在り方などが密接な関係にあることを認識し、他競技や他分野の観点から日本テニス界を考えれば、外国人と比較することがあまり意味のないことであることがわかりますし、どうすればデ杯などの大会やイベントの集客が出来るのかヒントがあるはずです。選手においては先を見据えて一日を精進出来る指導者を横におき最低でも25歳までは二人三脚で厳しい環境を作るべきだと思います。その理由は育成強化記第二弾にあります。
技:これは言うまでもありませんが、テニスの本質がなんであるかを知ることです。テニスの本質が理解出来れば日本人独自のテニススタイルが構築出来ると思います。
体:長くテニス選手生活が出来るような体をつくることが先決です。25歳から30歳に一番よい体力をつくることです。インナーマッスルとストレッチ、インターバルトレーニングがキーポイントになると思います。
これらを意識してその都度+αでやらなければならないことを増やし、300位を超えたら精度を上げるための活動の見直しをすればいいと思います。
目の前で感染したフェレールとの試合は衝撃であり、今後の育成強化にとってよい刺激となりました。
続く・・・
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