育成強化史㉓
2022/07/03
皆さん、Waccです。
ご機嫌いかがでしょうか!Waccは毎日元気にゲストの皆様をお迎えしてテニスライフを楽しんで頂いています。
だんだんと暑くなり熱中症もあります。喉が渇いてなくても水分補給を忘れないようにしましょう。
令和になり最近感じる事は、子供たちが何も知らない状態で試合に出場していたりしていることです。
「今度どこで試合があるの?」「今日のサーフェスは?」
聞いても答えることができません。
何もしなくても、何も考えなくても事が成立しています。
言われている事はきっちりやれるのですが、それ以外の事は気づかないしやれないしできません。
はい!と返事しているので、理解できているのかと思うとほぼ理解できていないこともあります。
はい!と言っておけばいいと言うような感じ、言われてやっていることがすごい楽になっていると思います。
何も考えずに言われた通りにやっておけばそれができるようになるからです。
さらに、失敗しそうになると大人が完全バックアップ。
守られすぎて失敗を知らない子供たちがたくさんいるのではないでしょうか?
本来、私たちはどのようにして成長してきたのか?
私たちは競争原理や相乗効果、恐怖や不安などによって成長してきたのではないか?
隣にいる同じような年齢のライバルが頑張っているのを見て自分も頑張りたいと思う気持ちが湧いたり、隣にいるライバルに刺激を受け激励されたり一緒に目指したりなど。そして、試合に負けたときの嫌な思いや失敗したときに起こるこれからどうなるんだという不安など成長する材料はたくさんありますが、大人がそれを全て解消・解決してしまい遠ざけてしまい成長するきっかけを失います。
その時の恐怖や不安は取り除かれ満足できるかもしれませんが、それと同時に成長も失います。
大人が全て解消・解決してしまう事は、今の子供にとっては楽かもしれません。
しかしながらこれからの子供にとっては、苦労になることは間違いありません。
このような事は、テニスに限らず子供が成長しなければならない環境でよくあることだと思います。
我々大人が見守ると言う考え方をもう一度見直さない限り、テニスはもちろんこれからますます厳しい世の中になってくる中で苦労を乗り越えられない可能性が十分にあると言うことを我々大人が理解しておかなければなりません。
また、子供のためであったらという大人の気持ちは、大人の都合によって変わっています。
良いとこ取りのつもりが結局、中途半端になり周りからも適当に扱われ、お金のつながりとなりただいるだけのような感じ。
子どもにとって良かれと思ってする言動が実は子供の成長を奪う形になるということを我々大人が素直に受け止め、
かわいい子には旅をさせないといけないと感じています。
出来るだけ早いうちに自立を促し、明確になった夢や目標に対して陰ながら応援してみたり、
任してみたり。
にわかやつもりでサポートすることが、子供の成長の場を奪い、子供と縁や恩を持つことになる他人との信頼関係にも悪影響を及ぼす
場合もあるのではないでしょうか?
続く・・・
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