株式会社ワールドアスリートクリエーションカンパニー

育成強化史①

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育成強化史①

育成強化史①

2022/06/10

皆さん、Waccです。

ご機嫌いかがでしょうか!Waccは毎日元気にゲストの皆様をお迎えしてテニスライフを楽しんで頂いています。

 

これから始まる指導者としての私の物語!

どのようにしてこれまで歩んで来たのか、を書き残していたものを改めて掲載していきます。

お時間のある方は是非。

 

幼少の頃、父に連れられて始めたテニス。ここまで私の人生に深く浸透するとは思ってもいなかったが、今こうして振り返ってみるとテニス一筋であったと胸を張って言えるだろう。テニスを通じて素晴らしい人達と出逢い、多くを学んだ。全てテニスがあったからこそ。テニスバカと言われることが耳障りな時期もあったが、今ではそれが心地良い。それが今の私。

 そんな私が指導に携わること11年。年間360日の内容の濃い日々を過ごし、そんな毎日から湧き出てきた理論と実績の関連性について想うところを記憶が新しいうちに「TENNIS MAN THEORY」として書き綴り、ジュニア育成に少しでも貢献できればと思う。

 私が大学を卒業して大手メーカーの実業団に所属していた頃、日々OA機器の販売業務に努め、仕事帰りにはジム通いで自分を追い込み、そして週末のテニスに備えるという非常に厳しくストイックな毎日を過ごしていた。しかし、そのリズムも歳を重ねるごとにいつの間にか疎かになり、27歳の誕生日にふとこのままで良いのかと立ち止まり、それまでのテニスとの係りについて考え始めた。

 

 そんな時『ザ・エージェント(原題:Jerry Maguire)』という映画に出会った。1996年に製作されたスポーツエージェントを描いたアメリカ映画なのだが、この作品は私にとってその後の生き方を決める大切なきっかけになった。スポーツエージェントとはスポーツ選手をマネジメントする職業なのだが、世の中にはこんな素晴らしい仕事があるのか。出来ればこんな仕事をしてみたいと魅了された。しかし、ノウハウもスキルもない私がいきなり務まるはずもなく、それならば自分が育てたスポーツ選手をマネジメントしてはどうかと思い立ち、これまでのテニスマンとしての人生を今後の選手育成に活かすべく、指導者の道に進むことを決意した。それからはとにかく自分の夢のために奔走した。常日頃、海外の選手育成について興味があり、どんな事に取り組んでいるのか?なぜ世界の舞台では日本人テニスプレーヤーが勝てないのか?と疑問を持っていた。その答えを得るために、私はアメリカ、スペイン、そしてオーストラリアに行き、現地で体験視察を行った。また、日本の状況について把握するために、積極的に試合会場に出向き、コーチや学校の監督と話すことで情報収集に勤しんだ。そんな活動の中で強く感じた事は、海外の指導も日本と変わらないし、特別な事はしていない。日本人でもいける。いや、日本人の方が・・・と疑問は新たな確信に変わっていった。

 当時私が働いていた会社は報酬も職場環境も良く、社風も私の性格にあっていたが、新たな道を模索し突き進むには時間調整が難しくなっていた。日本人こそが世界で活躍出来るという確信が日に日に強くなり居ても立ってもいられず、会社を辞める決心をした。周囲はかなり驚いていたが、今思えば皮肉にも勤めていた会社の【まずやってみる】という社風が私の背中を押したのだと思う。また、配属先の上司も私のやる気と行動力、実行力に一目置いて下さり、退職時も「やっと自分の道をみつけたのだな」と自分の事のように喜んで下さった。私の強みは、社会に出て仕事をし、そこで素晴らしい上司や仲間に巡り会う事が出来き、また就職した事で企業ならではの組織論や営業力、そして経営することを学び得た事。これこそが、世界で活躍できる選手の育成にとって得難いアイテムとなり私のセオリーになっている。

 

続く・・・

 

 

Waccは、大阪府、大阪市、松原市、八尾市、東大阪市、羽曳野市、藤井寺市、富田林市、河内長野市、堺市、狭山市などの方々を対象に運営するテニスクラブです。一般ゲストレッスン・ジュニアレッスンの体験レッスンを毎日実施しています。Waccの思いが詰まったテニスレッスンをご体験ください。

宜しくお願い致します。
 

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